一昨日の夕方四時頃に、設楽町田峯にあるオシドリの里へ立ち寄りました。
見れない日もあるそうなのですが、この日はオシドリやコガモを見ることが出来ました。
また、管理人さんからオシドリの生態等についてお話を聞かせて頂くこともでき幸運でした。
観察小屋のビニールシートに開けられた穴から川辺を覗き観察するのですが、カメラ等で撮影する際は、穴から20cm以上奥からレンズを向ける必要があります。(小屋内の注意書き要参照)
オシドリは大変敏感な性格なので、レンズが光を反射すると逃げてしまうからだそうです。
食品トレー等のゴミが流れて来ただけでも、近寄らなくなることがあるそうです。
その反面、賢く大胆な一面もあるそうで、天敵のクマタカに一羽のオシドリが襲われたとすると、その後の数日はオシドリの警戒心が少し緩んでいる様に見えることがあるそうです。
また、川辺の石の上に佇むクマタカの幼鳥の後ろで、警戒している様には思えないほど悠々と川面を泳ぐオシドリの姿を見たこともあるそうで、まるで自分達が襲われないことが分かっている様だったとのことでした。
餌は、観察者がいない時間帯に1日にバケツ10杯分のドングリ等(穀物も餌になるそうです)を川に撒くそうで、月に約1.5tもの量になるそうです。(餌の多くは水中に沈むそうです)
岸部に撒いてしまうと、猪がやって来て食べてしまうのだそうです。
(この辺りは禁猟区にしてもらっているので猪がよく現れるそうで、水深10cm程度にある餌なら食べてしまうそうです)
様々な人々が餌の確保に尽力してくれているそうで、車で持ってきてくれたり、遠くから送ってくれる方もいるそうです。
オシドリは越冬するためにこちらへ飛来して来るそうで、オスの美しい姿は繁殖期に見られる婚姻色(秋~冬の間)で、繁殖期が過ぎるとメスに似た姿へと変わり目立たなくなるそうです。
メスが抱卵しだすと、オスはメスの元を離れるそうで、オスは子育てには参加しないそうです。
春になると標高1000m辺りの山奥へと旅立って行くそうです。
※備忘録として、お話頂いた内容の一部を記載しましたが、私の記憶違いもあると思います。
誤りがある様でしたら、ご勘弁下さい。(^_^;)
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