この作品を観たのは、いつだったか・・・?
宣伝文句には、ローマ法王版「ローマの休日」とあり楽しみにしていたのですが、期待は外れてしまいました。
この映画も「ローマの休日」の様な楽しい夢物語なのではと想像していたのですが、この作品は誰もが現実世界で感じている大小の重圧を思い起こさせる作品だったので、宣伝文句に釣られてしまったな・・・と思いつつ、モヤモヤした気分で映画館を出たのでした。
監督・脚本:ナンニ・モレッティ
出演:ミッシェル・ピッコリ ほか
法王が逝去されると、ヴァチカン市国のシスティーナ礼拝堂に世界各国の枢機卿が集合し法王選挙会が執り行われ、新法王が選出される。
新法王は、サン・ピエトロ大聖堂のバルコニーにて大観衆を前に演説をしなければならないのだが・・・
※法王選挙会において、枢機卿達の胸の内は本当はどうなのだろう?
開票時に自分が選出されないようにと神に祈る場面はとても滑稽で、新法王が選出され自
分でないことに安堵する場面では、妙な共感を覚えました。
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