先日、自家用車のオイル交換をする際に、ドレンボルトからオイルを抜く方法ではなく、オイルゲージ用の穴から抜く方法を試してみたくなり、近所のホームセンターにて「電動式オイルチェンジャー OC-100(大自工業㈱)」を購入し使用してみました。
使用後、吸入側・排出側共にホースを抜き取り清掃し、オイルポンプ内に残留しているオイルが吸入口・排出口から出てこないか確認した後に付属のゴムキャップを被せ、箱に仕舞いました。
暫くして、その箱にオイルが沁みている事に気づき箱の中を確認すると、本体ケースからオイルが漏れ出ていました。
そこで、本体ケースを開け内を確認してみると、オイルポンプの蓋からオイルが漏れ、そのオイルが本体ケース内に溜まり、それが漏れ出していたことが分かりました。
仕方なく、分解・清掃することとなりました・・・orz
オイルまみれのOC-100本体を分解・清掃ているところです。
オイルポンプの蓋からオイルが漏れ出ていたので、蓋を外し中を確認してみました。
もぅ、その品質の低さに驚かされました。(@_@;)
率直に「これ、日本の会社が販売しているんだよな・・・、恥ずかしくないのかな?」 と情けなくなる思いでした。
・何故この様に多数箇所にキズがあるのか?(中写)
・O-リングが納まる溝がまるで平パッキン用の様で、シール効果が低いのでは?(中写)
・それなら、なぜ液体パッキン等でのリカバリーをしないのか?
・蓋に開けてあるネジ穴の大きさが、何故ネジ径より大きいのか?(右写)
・何故、上部2か所のネジ穴口にテーパーが付与されているのか?(中写)
・何故、ここまで材質が悪いネジを使用するのか?
・それなら何故ワッシャーを使用しないのか?
素人ながらに、様々な疑問が湧き出てくる状態でした。(T_T)
※そこで、オイルが漏れ出そうなキズを無くすために面研し直し、O-リングをシリコングリスを塗
布した平パッキンに交換してシール効果を高め、蓋を固定するネジ(M3x8)をステンレス製に交
換しワッシャーを使用して固定し直し、後日オイル漏れ状況を確認するテストを行いました。
オイルの吸入・排出機能は維持されており(左写)、オイルポンプの蓋からのオイル漏れは止まっていました(中写)が、ギア側からも僅かにオイル漏れがあることが分かりました。
そこで、漏れたオイルをギアが納まっている空間に溜る様にするため、その空間後部にある穴をビニールテープで塞ぎ(右写)、使用後そこに溜まったオイルを拭き取ることとしました。
テスト時の様子です。
※安物買いの銭失いとは、正に私のことですね。(^_^;)
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