本日は半ドンでしたので、午後から舟着山へ登ってみました。
先日、
雨生山と金山へ登った時、雪山がチラッと見えたのですが、その手前に見えた山が舟着山なのか?常寒山なのか?確かめたかったからです。
しかし、上がってはみたものの、結局は良く分かりませんでした・・・
舟着山は展望が開ける場所があまり無く、植林地帯が荒れている、ちょっと悲しい印象の山でした。
※名前の由来ですが、ガイドブックには吉田(現:豊橋)からの交易は、豊川で舟運によって舟着山山麓の日吉の舟場に運ばれ、馬の背に荷を積み替えて伊那街道を往来したこととありますが、山頂の看板には太古の昔に山頂付近がまだ海だった頃、神々が舟で往来しており、くびら岩(山頂直下の岩)に舟を繋いだことがその由来となっていました。
舟着山(427m)です。
たぶん、雨生山と金山の鞍部から見えた山はここで合っていると思いましたが、もう少し展望が開けていると判断しやすいのだが・・・
R69沿いの新城クリーンセンター前に駐車させていただきました。(左写)
道路の反対側に見える林道を上がりました。
新城クリーンセンターです。(中写)
樋田川の砂防堰堤横の林道を進みます。(右写)
あの稜線を目指します。
小さな橋を3つ越えると、不動明王様がまつってありましたので、ご挨拶してから先へ進みました。
林道の左側に登山口がありました。
トレイルの踏み跡はしっかりしています。
杉が幹の途中で折れ、クマ棚のようになっている所があり、その下に見事なウ〇コのてんこ盛りがありました。
動物には糞場がある事は知っていましたが、トレイルのど真ん中に見事に円錐状に盛り上げられています。
木の実様の物が、含まれているようです。
杉の樹皮に爪痕は無い様に見えましたが・・・
ン~どんな動物の糞なのでしょうか?
イノシシかな?
すぐに舟着山林道に出ます。
最近、舗装されたようで、ガイドブックには記載されていませんでした。
林道の反対側に、階段状にトレイルが整備されていました。(右写)
※帰路はこの林道を西へ進みました。
階段を上がった付近で振り返ると、北西に本宮山から北東に延びる尾根が見えました。
この先から、植林された杉の倒木が目立つようになりました。
獣道・・・やっぱり先程のブツはイノシシかな・・・
植林された杉が、幹から折れる直前の様子です。
幹が裂けて、風にあおられ、まるでのた打ち回っている様でした・・・
再び林道?(左写)をまたぎ、反対側から上がります。(中・右写)
くびら岩周辺も倒木だらけで、乗り越えて進みます。
太古の昔に、神々はこの岩に舟を繋いだそうですが、この情景を見たら悲しむだろうな・・・
この岩には、金比羅さんが祀ってあるそうです。
くびら岩の上からの、北側の風景です。
木々の向こうに見える山々は、鳳来寺山方面かな?
舟着山頂です。
山名の由来について書かれた看板です。
松山峠・常寒山へとトレイルが続きます。
展望はよくありませんでした・・・残念
南側が少し見えました。(左写)
浜名湖が少し見える峠が、瓶割峠だと思います。(右写)
よって、峠の左が富幕山で、右が金山だと思います。
ということは、雨生山・金山鞍部から見えていたのは舟着山で良かったようです。
少し角度を変えて・・・(左写)
左写の左側を拡大:金山や雨生山だと思います。(中写)
左写の右側を拡大:宇利峠から中山峠の稜線かな?(右写)
ムム・・・鉄塔があります・・・という事は、湖西連峰最高峰の平尾山方面かな?
平尾山方面?・・・違うか?
帰路は舟着山林道を西へ進み、1つ沢をまたいだ所から下山してみることにしました。
ここがその沢の中心部です。
少し歩くと、舟着山林道開通記念碑があり、その裏から下山してみることにしました。
空堀状のトレイルに、杉の枝が溜まり、ちょっと歩きにくかったです。
注)全体的に踏み跡はしっかりしていましたが、標高150m付近で林道方向に方向転換する所
が、分かり辛かったです。
しかし、ピンクのテープとその下の踏み跡に注意すれば大丈夫でした。
往路で通った林道の終点に出ます。
こちらから登る際は、ここまで車で来れるようです。
後は、林道を下り帰路に着きました。
植林された杉の倒木が気になった山行でした。
特に金比羅さんが祀ってある、くびら岩周辺の倒木の様子は少し悲しかったです。
倒木が気になる割りに、眺望が不良なのも残念な点でした。
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