昨夜は、再びホタルの里とっかわへ行き、ホタルの撮影を試みてみました。
ホタルの数が増えたためか、大勢の見物人で賑わっていました。
前回の反省から、今回はMモードのみで撮影を試みました。
当初は、ISOを変化させても、f値やシャッタースピードは固定できると思っていたのですが、勘違いでした。(^_^;)
ISO感度を上げれば、自動的にf値も大きくなり、シャッタースピードも短くなってしまうのでした・・・orz
予定では、ISO200~400で、f3.0、シャッタースピード15sなんて考えていましたが、
ISO200ではf3.4が最小値、シャッタースピード4sが最長値だったのです。
☆分かった事
Mモードでは、ISO感度を上げれば、絞りは狭まり(f値が大きくなり)、シャッタースピード
の最長値は短くなってしまう。
そこで、ISO感度を上げながら、f値を最小値、シャッタースピードを最長値と決めて撮影してみると、画像がボケるだけで、背景の写り方がガラッと変わるのではないことが分かりました。
結局、ISO100で、f3.0(最小値)、シャッタースピード15s(最長値)で撮影すると、もっともホタルの光の軌跡がハッキリ写ることが分かりました。
この設定では、背景は写りにくいですが、遠くの人工の光などを撮りいれることで、予想以上にその場の雰囲気が分かることも知りました。
注)ただし、画像処理に時間が掛かります。(笑)
セルフを2sに設定しブレを出来るだけ少なくしようと考えていたが、暗闇の中の光の軌
跡を撮影するなら、多少ブレていても問題ないのでは?と思いました。
結局、シャッターチャンスを逃さないように、セルフは切で撮影しました。
そして、後でPCにて合成するという考え方を、少し理解することが出来ました。
どこで撮ろうか迷います。(^.^)ワクワク
A地点です・・・って、近ッ!(^^ゞ
それでも、沢山のホタルを観ることが出来ました!(^^)!
右写は、合成画像ではありませんヨ。
(casio exilim ex-zr100 : M-mode f3.0 Shutter speed 15s)
B地点です。
こちらは、初めて作成した合成画像ばかりをアップしてみました。(^o^)デキタ!
実際に合成画像を作成してみると、画像に迫力が増し、皆さんが好んでこの手法を採用する理由がよく分かりました。
この日は、沢山のホタルを観ることが出来ました。
結局、A地点とB地点でしか撮影しませんでしたが、十分堪能出来ました。
初夏の風物詩を堪能し、写真も前回よりマシに撮影することができ、嬉しい夜でした。
※7時半頃畑からカエルの鳴き声がしだしました。
この頃は、まだ背景の撮影が可能な明るさでした。
8時前ぐらいから、ホタルの光がチラホラと見え出しました。
8時~10時ぐらいまでは見物人が多く、様々な明かりや音が気になりました。
背景を7時半前後に撮影し、光の軌跡は10時以降に撮影し、合成するのも一つの手だと
思いました。
※まとめ(私物コンデジを使ってのホタル撮影)
撮影場所を決めかねたら、まずは大樹付近で待ってみる。
背景撮影とホタルの光の軌跡撮影は分けて考え、後でPCにて合成するとよい。
この考え方に引っかかりを覚える際には、遠方の人工光等を背景に撮り入れてみるのも
一つの手である。
背景の撮影は、7時半前後でも可能。
7時半頃カエルが鳴き出し、8時近くになるとホタルの光が見え始める。
ピントは距離設定出来ないので、無限遠∞に設定する。
光の軌跡撮影については、Mモード:ISO100、f値3.0、シャッタースピード15sで撮影す
るとよい。
(ISO感度を上げると、自動的に絞りが狭まり、シャッタースピードが短くなってしまう。
また、ノイズの出方も予想以上に多かったため。)
レリーズ機能が使えないのでセルフを2sに設定しブレを無くすことを考えるが、セルフ切で
シャッターチャンスを逃さないことを優先することも一考である。
(但し、後で画像処理をする際に、背景の位置がズレていないように要注意)
見物人の放つ光が写りこまないように、光の軌跡の撮影は人気が無くなってから行った方
が、ストレスが少ない。
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