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gooseの散歩

日々の出来事を綴るblog (兼、趣味の備忘録)

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クラシックギターの音色に

今日は午後から雨でした。
クラシックギターのコンサートが近くの田舎町で催されたため聴きに行ってきました。
ギター1本の生演奏を聴くのはジョアン・ジルベルト以来です。
あの時は東京国際フォーラムのAホールで巨大な会場でした。
今回は400席の会場でしたが、とても暖かい空気の心地良い雰囲気があり楽しく過ごすことができました。


演奏者:木村 大さん
昔TVで彼の特集が放送され、たまたま観ていて記憶に残っていました。
たしか最後は留学に旅立った場面だったと思います。
偶然コンサートのチラシを見つけて、その後の様子が知りたくなり聴きに行きたくなりました。


三河御津駅までのんびり揺られて行きました。


10分程歩くと会場のハートフルホールに着きました。


エントランス。
お客さんは老若男女沢山おり、ほぼ満席の様でした。


立派なホールでした。
舞台にはマイク1本と椅子だけがポツンとありました。


昔TVでみた青年は、音楽家という雰囲気を身にまとって登場しました。


落ち着いた雰囲気で居心地の良い2時間でした。
選曲はオリジナル曲の他に私の様な素人でも聞き覚えのある曲が多々あり、いづれも聴きやすく楽しめる素晴らしい演奏でした。
ライトに照らされた手が綺麗で、指の節によってできた影が波の様に揺らいでいるのをみて、別の生き物が腕の先に付いているのでは?と不思議に思う瞬間がありました。
アメイジング・グレースではみんなでハミングして楽しみました。
スペインでは手拍子も出ました。
アンコールも1曲奏でてくれました。
クラシックギターのコンサートって楽しいんだと知りました。


演奏後、サイン会も開いてくれました。
当然長い列ができていました。


奏者はギターから様々な世界を奏で生み出す。
聴者は生ギターのみの儚い音を、耳をそばだてて聴こうとし、その行為は音の世界に入り込む行為そのものとなっていく。
こういう音楽の聴き方っていいな~と思いました。

ギター1本のみで聴者を様々な世界に誘ってしまう木村 大さんの演奏に魅了されたコンサートでした。

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