映画を見てきました。
シリーズ3作目の、ALWAYS 3丁目の夕日 64'です。
監督・脚本・VFX:山崎 貴
舞台設定が、私が生まれた頃ということで、以前から気になっていました。
特別なものは何も期待しておらず、ただちょっと覗いて昔に浸ってみたかったという感じです。
自分の足元を意識させてくれる映画でした。
※以前、伯父が手帳の中に、小学生の頃の従兄妹がちゃぶ台で食事をしている様子を写した写
真を挟んでおり、見せてくれたことがありました。
そこは、私も何度となく訪れたことがある場所だったのですが、そこに写る様子はあまりにも
昭和で、あまりにも戦後の雰囲気が漂っており、こんな場所だったんだと驚いたことを記憶
しています。
当時は戦争なんて遠い遠い昔のことで、まったくそんな事を微塵も感じてはいませんでしたし、
その後も漠然ともっと現代風の家だったように記憶していました。
しかし写真に写る様子は、板壁と土壁、窓枠は木で組まれており、そこには四角いガラスが
何枚もはまっており、雨戸も木製、鍵は真鍮のネジ式、畳の上に薄いカーペットが敷かれ、
その上にはちゃぶ台が置かれ・・・
写真を見せて貰った時、あぁこんな時代に育ててもらったんだなと思い知らされたことを、
映画を見ながら思い出していました。
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