こんな本を読んでみました。
吉川潮氏が聞き手となり、談志師匠にこれまでの様々なエピソードについて伺うという内容でした。
知らないことばかりで、こんな経緯で落語家を目指し、落語家としてこんな変遷を経てきたのかとか、師弟関係に交友関係、へぇ~こんなことが落語の世界や政治の世界、身の周りで起きていたのか、その時師匠はこう考えてこんな事してたのか~エネルギッシュだな~等と関心を持ちました。
しかし、最近は大病されたこともあり、迫る老いに肉体が着いてこなくなり、師匠自身が落語を変え続ける<談志>に帰属できなくなつつあり、そこに苛立ちを覚えることがあるようです。
著:立川談志 (聞き手 吉川潮)
作:人生、成り行き 談志一代記
・人はプライドと利潤で動く
・人の業の肯定からイリュージョンへと変わってきた。
・人は飢えと戦争がなくなり暇ができると、好奇心を様々なところに向け、そこで満足感を得ようと
する。
楽できて大勢が帰属しているのが、宗教でありイデオロギー。
考え方が自由で、フットワークが軽い人に憧れる。
自分はつまらい事にこだわり、それ故に無駄な時間を過ごしているな。
脳のリミッターが外せないと、苦労するね。
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