今日も素晴らしい天候でしたが、いつも通りの仕事でした。
こんな日はお休みの方が羨ましくて仕方ありません。
帰宅後、やっとエルズミア480のエアーチューブ交換をしました。
そこで思ったのですが、この船のメインテナンス性の悪さ。
エアーチューブ交換のために、エアーチューブを入れる部分にジッパーを一つ付ければ良いのに・・・
通常、船体布を裏返して交換すれば簡単なのでしょうが、船体布が丈夫でバウ側が裏返せない・・・やり方が悪いのかな?
それだけ船が損傷に強いという利点があり恩恵を受けているのですが、メインテナンス性の悪さや重量増等の欠点にもなるのだと気づきました。
これでは出先でチューブの補修や予備チューブへの交換なんて容易に出来そうにないナと感じました。
また、エアーチューブを入れる部分に入ってしまった砂等を洗浄することも困難だと思いました。
ん~改良可能と思うのですが・・・って今まで誰もリクエストを出してないのかな?
ついでにバウハッチをもっと大きくして欲しいゾ。
モンベルから届いた包み。(左写)
新しいエアーチューブとフットブレイス。(右写)
エアーチューブの代金は¥4725かかり、フットブレイスは無償交換していただきました。
通常は船体布を裏返し、紐でチューブを引っ張り入れるようですが、船体布を裏返せませんでした。
仕方が無いので、棒(ストックを使用してみました)で押し込んでみました。
新エアーチューブと押し込む棒です。(左写)
エアーチューブの両端には穴があり、そこに棒を引っ掛けて押し込みました。(中写)
押し込んでいる様子です。(右写)
※押し込むにはストックでは長さが足りず、長い棒が必要でした。
もしここがファスナーで開けることが出来れば
1:エアーチューブ交換は楽になり、特別な道具も必要なくなります。
2:中に入ってしまった砂等の洗浄性向上と確認がし易くなります。
3:乾燥が早くなり品質の維持安定性向上につながります。
等が考えられるのですが、何故こんな作りにしたのでしょう?
また色を透明色にしたり、メッシュ素材を使用する等工夫するのも良いと思います。
船の安定性に直接係わる事なので、大切な事だと思います。
少なくとも出先で簡単に交換できるような配慮が必要と考えます。
エアーを入れ、漏れが無いかチェックして終了しました。
先日、破損した状態です。
フットブレイスは、中のパイプの両端のバリ取りが不十分で、両端に被せたキャップと布を裂いて中身が飛び出てしまいました。(左写)
これはモンベルに問い合わせた時、すぐに理解していた様子をみると他にも事例があったのだと予想します。
エアーチューブに開いた穴です。(右写)
これもエアーチューブを入れる所に砂等が入っていると破損する事があると説明書にも記載されていますが、入った砂等はホースで勢い良く水を流す等しなければ除去できませんし、除去できたかどうか確認も出来ません。
そこで前記のような改良が必要と感じた訳です。
旧エアーチューブを引き抜いた際に、砂等が付着していました。(左写)
またジッパーの金具も収納時にエアーチューブを損傷させる原因になりえると考えます。(右写)
旧エアーチューブ前部。(左写)
同 中部。(中写)
同 後部。(右写)
ここで注意する点はチューブにしっかりついている折れ目が沢山、様々な方向に付いている事です。
販売時のエアーチューブの入れ方が粗雑だったのか、丁寧に挿入しても使用している間にこうなってしまうのか・・・?
どちらにしても、エアーチューブにとっては安定した状態ではなかったという証拠だと思います。
パンクを防ぐために、わざとエアーチューブに余裕をもたせているからチューブに皺が付くのは当たり前、又は折りたたむのだから仕方が無いというのなら、余計にメインテナンス性を向上するべきではないでしょうか?
そして姑息的な考え方ではなく、もう1歩踏み込んで、異物が入りにくいような構造や、入っても清掃し易いような構造に設計変更する方が安全性向上や使い易さにつながり、信頼性向上にもつながるのではないでしょうか?
モンベルさん・・・
PR