帰宅時に隣街の本屋さんまで、スロージョグをしました。
本屋さんへあと100m位で到着という所で(PM7時前頃だったと思います)、道路から煙が上がり5人位の人達が遠巻きにその様子を見ていました。
ん・・・何があった?とよく見ると、車が炎上していました。
暫し唖然とし、私も他の人達と同様に見てしまいましたが、スグに何をしているんだ、オレは?と思い直し1歩踏み出した時、炎上している車の眼前の家から、1人の男性が家からホースを引き、車に向けて散水を始めようとしていたので、駆け寄り「何か手伝う事ありませんか?」と伺うと、「消火器があれば・・・」というので、周りを見渡したらスグ先にタイヤ屋さんがあったので駆け込み、「車が炎上しているので、消火器ありませんか?」と聞いてみた。
受付カウンターに店員が数人いるが、こちらを見るだけで、まともに返事すら帰ってこない・・・
遠くでサイレンの音がして、徐々に近付いてくるのが分かったので、「消防車が来るのを待ったほうが良いですか?」と訪ねるが、それに対してもまともな返事すら返ってこず、コイツ等ダメだと思い店を出ると、消防車が丁度到着したところで、あぁ・・・と安堵しました。
こういう場合、近付かない方が賢明という考え方もあるのでしょう。
もしかしたら、タイヤ屋さんもその様な考えがあったのかもしれません。
(それにしたって、返事ぐらいしてくれよ・・・)
しかし、1人の男性が何とかしようとホースを引っ張ってきて散水しようとている姿があり、それを遠巻きに傍観する姿はあまりにも悲しい光景の様に思えました。
※消防車が来た事が確認できたので、本屋さんへより帰路に着いたが、走っている間、漠然と
様々な事を考えてしまった。
分かっているくせに、動けなくなっている・・・
何故かな?
消火器代はどうするんだ?とか、怪我をしたら誰が責任をとるんだ?とか・・・そういう事も関
係しているのだろうか?
責任、責任、責任・・・やたらとワメキ散らす昨今ですが、随分と見て見ぬ振りが上手くなった
ものだと思う。
いつ頃から、そんな事ばかりワメキ散らす世の中になったのかな?
自分の事は棚に上げ、他人の責任について非難することに忙しい世の中・・・
日本人としてみっともない姿とは、どの様な姿を思い浮かべれば良いのだろうか?
そんな事をし続けて、生き易くなるのだろうか?
息苦しくて、辟易してしまうのではないだろうか?
それが、日本人の姿で良いのだろうか?
そんな大人達の姿を見て、若者がヨシッ、社会に出てこれを頑張るぞ!と思えるのだろうか?
人は、間違えるし、失敗する。
それが、普通だ。
だから、ゴメンナサイをして、素直になって、もう一度やり直せる世の中が良いと思う。
必要以上に縮こまらずに、何度だって立ち上がり、生きていける世の中が良いと思う。
分かったら、サッと動きやすい世の中が良いと思う。
・・・等など
そして、昔読んだPOP吉村氏の著書の内容が思い出された。
いざという時に、判断し行動できる人間になりたいと改めて思った帰路でした。
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