日々の出来事を綴るblog
(兼、趣味の備忘録)
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昨日は朝起きると雨・・・
出社すると止み、その後曇天が続いていました。
予定通り半ドンで上がり、午後から時間が出来たので久しぶりにローラーをゆっくり2h回した後、夜は映画を見に行きました。
コロラドに住む仲が良い気ままに暮らす三十代のカップルが妊娠をきっかけに、自分達の生活基盤がないことに気づき、どこに住みどんな生活をするか探すために、身内や友人・知人達の住むあちこちの街へ旅に出るというロードムービーです。
そこで出会う強烈キャラや屈折した人々の、多種多様な考え方や生活状況に触れるにつれ、自分達の幸せって何だろう?と考えるようになる。
そして旅の果てに行き着いた場所は・・・
主人公二人の自然な雰囲気が、とても良い感じで映されていました。
また、アレクシィ・マードックのシンプルな音楽がとても自然に映像に溶け込んでおり、雰囲気作りの一躍を担っていました。
監督:サム・メンデス
出演:ジョン・クラシンスキー
マーヤ・ルドルフ 他
※気ままに暮らすカップルが「家族」になろうとする様子は、多くの人に共感できる要素があると
思いました。
くしくも、昨日で震災から3ヶ月が経ちました。
この震災により、若者の「家族」に対する価値観が変化していると言われています。
もし今、映画を観る余裕があるならば、この映画を観てみてはいかがでしょうか?
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夕方から、雨がパラパラ降ってきました。
なんと、東海地方は今日から入梅だそうです。
梅雨時は、読書や映画鑑賞で楽しもうと思い、帰宅時に以前から楽しみにしていた映画を観に行ってきました。
会場はガラガラで、貸切気分が味わえ、映画に集中できて幸運でした。
まだ公開から1ヶ月も経っていないと思うのですが、今日はたまたま空いていたのかな?
岳ーガクーを、観てきました。
マンガでお馴染みの作品ですが、映画も素晴らしかったですヨ。
快晴時の雄大で美しい北アルプスの景観を、鳥観の視点で捕えた映像を見れただけでも、良かったです。
原作が小説だと、読者各々が思い描く世界が出来上がるので、映像化すると違和感を覚えることがありますが、この映画の原作はマンガだったためか、その様な違和感を感じることなく楽しむことが出来ました。
あぁ~梅雨が明けたら、どこかへ行こう。
今日は朝から、雨・雨・雨・・・
こんなに降るのは、久しぶりですね。
半ドンだったので、午後から映画を見に行ってきました。
普段、アニメーションはほとんど見ないのですが、何故か惹かれてフラフラと出かけてきました。
120分の長編アニメ映画と聞き、最後まで見れるかな・・・?と思っていたのですが、いや~見れるんですね。
これは自分が忍耐強くなったのではなく、単にこの作品が素晴らしかったためです。
押し付けがましくなく、媚びる感じもなく、情景や登場人物の気持ちが思い浮かび、アニメなのに現実を知らされ、余韻を残す・・・
脚本:ジャック・タチ
監督:シルヴァン・ショメ
(数々の受賞暦がある作品なのだそうです。)
初老のさえないマジシャン(タチシェフ)が、旅回りで少女(アリス)に出会う。
アリスはタチシェフのことを願いをかなえてくれる魔法使いと思い希望を彼に見出し、彼の旅についていく。
タチシェフは生き別れた娘の面影をアリスの中に見出し、アリスの期待に答えようとする。
しかし、現実の厳しさに呑み込まれていく・・・
初老のマジシャンは、期待に答え続ける事が出来ないことを感じると共に、少女が若い男性に惹かれていることを知る。
別れがやってくる
少女は、1つ現実を知る。
※後で知ったのですが、監督のベルヴィル・ランデブーという作品を以前に見ていました。
ツーツドフランスが題材に組み込まれていたので、興味が湧き見たと記憶しています。
どこを向いても説明過多で、わざとらしく、知ったかぶりする事に麻痺してしまいそうな現代に、
必要最小限の言葉しか使わずに、情景から心模様まで想像させてしまうアニメーションがあり
ました。
アニメーションに対するイメージが、少しだけ変わりました。
映画を観に、行って来ました。
1968年、イヴォンとダグの二人は中古のヴァンにサーフボードと登山用具を詰め込み、カリファルニアからパタゴニアまで16mmフィルムを回しながら旅をした。
二人にとってこの旅は、「人生最高の旅」となった。
後にイヴォンは「Patagonia」、ダグは「THE NORTH FACE」という会社を設立した。
約40年後の2007年、そのフィルムに触発された若者ジェフは、彼らの足跡を辿る旅に出た。
この映画は、その旅の様子を記録したものである。
ジェフの挑戦する姿やアクシデントの様子、そして様々な人との出会いの様子等が、美しい景色と共に記録されており、その時の心情が心地よい音楽と共に語られている。
また、現在のイヴォンやダグの取り組んでいる活動や考えを記録したものでもある。
価値観の1つだとは思う。
実現できる人は、立派だとも思う。
しかし現実は・・・
※1つ気に入った文句がありました。
「人は歴史からは学ばないということを、この旅で学んだ。」
確かこんなニュアンスだったように思います。
「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」という言葉がありますが、子供の頃からこの
言葉に疑問を感じていました。
全ては経験し、実感し、初めて分かるのでは?
そして、その時間が過ぎて、振り返って、初めて判るのでは?
と思っていました。
だからこの言葉が出た時に、「あっ!一緒」と感じたのでした。
今日は、早めに上がり映画を見に行ってきました。
ウッディーアレン監督の人生万歳という映画です。
この作品もNYが舞台(久しぶりなのかな?)のコメディーで、監督の作品らしさに溢れており、楽しかったです。
監督はボリス役で出演したかったんじゃないのかな~?
監督曰く
「人生で起こることの90%は運に左右される。
故に、人生には厳しいことばかり起こる。
だから、もし自分を幸せににする方法を見つけたのなら、そのチャンスを生かすべきなんだ。
たとえ周りの人からおかしく見えるような恋愛関係でも、当事者にとってうまくいくのなら、それはそれでかまわない。
人生の他の要素についても同じだ。
誰かの権利を侵害したり、傷つけたりするのは良くないことだけど、そうじゃなければ、社会の伝統から多少ずれていても、気にする必要は無い。
その人の人生がそれで幸せになるのなら、それでOKなんだよ。」
ウッディーアレンの監督40作品目だそうです。
・人と人が、対話の中で互いの意見を主張した時、意見が合わないのは当たり前。
・それでも互いに認め・受け入れ・許し、心の落ち着く場所を求める。
その姿はまさに人の業を肯定する落語に通じるように思う。
・人生に行き詰まりを感じた時、コメディーというフィルターを通して世の中を見てみれば、案外大
した事ではないことに気づくかも!
久しぶりに映画を見てきました。
「ふたたび」という映画です。
ハンセン病で隔離されてしまったジャズマンが、人生の終末期に様々な絆を取り戻していく物語でした。
私は、原朋直さんのトランペットが聞けるからという理由だけで観に行ったようなものですが、
・ハンセン病という感染症があること。
・1941年には特効薬(プロミン)が開発され完治することが分かったこと。
・なのに1953年に日本では「らい予防法」が成立し、患者の強制隔離等が引き継がれたこと。
・差別も続いたこと。
・1996年にやっと「らい予防法廃止法」が成立したこと。
・世間に虐げられて生きなければならかった人達の心に負った傷や闇は、今も現存しているとい
うこと。
・家族や仲間達の心模様も様々だったこと。 ・・・等々
私はこの様な事について、ほぼ無知でした。
幻のライブが実現した後、虐げられ続けてきた父(財津一郎)が、感謝の意を込めて息子(陣内孝則)を抱きしめるシーンは泣けてきました。
認め・認められ、愛し・愛されることが人生でどれだけ大切か、改めて考えさせられました。
※残念だったのは、幻のライブのシーンです。
渡辺貞夫さんと犬塚弘さんはさすがですが、他の出演者の演技が音と同調していませんでし
た・・・
それらしい良いシーンを繋げてライブ感を出したかったのかも知れませんが、あれは粗過ぎで
す。
役者さんは頑張られていたのですが、OKを出した監督が酷いと思いました。
少しだけ手間をかけて、アップにする1~2小節だけでも同調させるだけで、印象が変わるの
に。
あぁ、あのシーンが良ければ・・・勿体無い。
役者さんに遠慮しちゃったのかな???
先日、フランスのコメディー映画を観てきたヨ。
笑いの中にも、兵器製造会社に対する痛烈な皮肉がこめられている作品で絵がキレイで・テンポも良く、飽きずに観ることができました。
ミックマックという映画だヨ。
自国から遠い美しい海で核実験をやったり、兵器製造メーカーを抱える超個人主義の国で作られたコメディー作品です。