日々の出来事を綴るblog
(兼、趣味の備忘録)
[
2]
[
3]
[
4]
[
5]
[
6]
[
7]
[
8]
[
9]
×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨夜、久しぶりに映画を観に行きました。
ローマ風呂やら吸血鬼やらを観たかったのだけれど・・・
文豪:井上靖の自伝的小説を基にした作品を観ることにしました。
監督:原田眞人
出演:役所広司
樹木希林
宮崎あおい 他
原作:わが母の記~花の下・月の光・雪の面
著 :井上 靖
☆撮影には、世田谷の井上邸も使用したとのこと。
(撮影後、旭川に移築のため解体)
※人の価値観や人格は過去の経験や記憶から形成されますが、過去の経験や記憶なんても
のは実にいい加減なもので、時間の経過と共に自分の都合の好い様に書き換えられていく
ものだという事を、幾度と無く感じたことがあります。
そして、その人に疑念を抱いてしまう・・・
自分も、他人に同様な思いをさせているのだと思います。
人の価値観や人格は変化することが当前で、人との繋がりの中で思い違いが生まれること
も当然なのだ、という心持ちぐらいが適当なのだと感じています。
PR
先日観た映画です。
森川みのりは、アパレルデザイナーとして東京で勤務していたが、移動辞令に不満を持ち退社してしまう。
再就職先を探してみるが、雇ってくれる会社は見つからない。
ある日、雑誌に大分で農園カフェを営み活躍し始めた友人の記事を見つけ、彼女に会いに行くのだが、母から大分県臼杵市で有機緑茶農家を営む祖父(森川修造)の所にもついでに顔を出すように言われ、渋々挨拶をしに祖父のもとを訪れる。
そこで祖父と酒を酌み交わしながら将来について語り合う金ちゃん(大宮金次郎)と出会う。
金ちゃんこと大宮金次郎は、農林水産省官房企画官という身分を隠しながら全国各地の農家を回っては農作業を手伝い、酒を酌み交わし、農家の本音を事務次官に報告したり、それらを踏まえて大局から物事を見て様々な判断をする役人であり、今回は臼杵市の農政局長という立場となり省が開発した新しい農薬を普及させるために、赴任してきたのだ。
そして、早々に以前から気にかけていた修造に会いに来たというわけだ。
みのりと金ちゃんが修造のもとを訪れた翌日、修造は心臓発作で倒れてしまう。
修造の茶畑は、有機農法に変えてから5年を経て初めての収穫の年を迎えており、県の助成事業から受けた融資の返済計画が今年から始まる予定であった。
みのりは金ちゃんと相談し、他の人手が見つかるまで農作業を引き受けることを決意する。
金ちゃんや市役所農政課職員(木村卓司)の助言や手伝いに支えられて、毎日体を動かし・汗をかき・土にまみれて農作業に奮闘する日々のその先に見えて来たものとは・・・
監督:塩屋 俊
出演:陣内 孝則 (大宮 金次郎役)
田中 麗奈 (森川 みのり役)
柄本 明 (森川 修造役)
吉沢 悠 (木村 卓司役) 他
※みのり、金ちゃん、木村の3人で、摘み取った茶葉の加工をするシーンが興味深かった。
温度や湿度に合わせて炒り時間を調整するのだが、この作業が上手く出来ないと美味しく製茶
出来ない模様。
長い年月祖母が記録し続けたデータのおかげで美味しく製茶出来たわけだが、どの位味に違
いが出るのだろう?
保存方法の仕方によっても、味に違いが出そうだな・・・?
中国茶で身上をつぶす人がいる・・・という話を聞いたことがあるが、心底美味しいと思えるお茶
とはどの様な味で、どの様な気分になるのだろう?
死ぬまでに、一度経験してみたいものだ。
少し前に観た映画です。
主人公のオリヴァーは、38歳独身のアートディレクター。
人との係わりに、少し臆病なところがある。
ある日突然、厳格なタイプだった父(ハル)から、「自分はゲイで、これから本当の意味で人生を楽しみたい」とカミングアウトされ、新たな人生を謳歌しようと決心し様々な行動に移る父を目の当たりにする。
父の、自分の心に素直になり周囲の人々に愛情表現をし、周囲の人々からの愛を素直に受け入れる姿に、戸惑いながらも少しづつ好感を抱くようになっていく。
そんな父との会話の中から、人との繋がり(父と周囲の人々、父と母、両親と自分、自分と周囲の人々、・・・etc)について改めて考えさせられ、自分のこれからの生き方を見つめ直していく。
そんな日々の中で父は癌に蝕まれていくが、愛情を持って人との繋がりを大切にしようとする心は決して変わらない。
そして、死別がやってくる。
塞ぎ込むオリヴァー。
そんな彼を、職場の仲間達が気分転換にと強引に仮装パーティーに連れ出し、そこでアナという女性に出会う。
アナはオリヴァーの喪失感を優しく癒そうとしてくれ、オリヴァーはその優しさに心を委ねていき、次第にお互いが惹かれ合って行ってた。
彼女も、人と距離を置きながら生きてきたところがあり、彼女は父親からの電話に嫌悪感を抱き苦しんでいた。
二人は、人との係わり方が少し不器用な似た者同士だったのだ。
やがて、躊躇するアナを説得し二人はオリヴァーの家で暮らし始めてみるが、オリヴァーはまた一人になることを選んでしまい、アナは出て行ってしまう。
再び、人との繋がりを失いかけてしまう。
しかし、父と過ごした最期の日々の中から得た教えが、本当にこんな結末でいいのか?これまでの自分と何も変わっていないじゃないか。こんなことで自分の人生を謳歌できるのか?と考え直させてくれ、オリヴァーは遠くへ行ってしまった彼女に会いに行く決心をし、行動に移す。
それぞれの殻を破ろうとあがく二人の結末は・・・
監督、脚本:マイク ミルズ
出演:ユアン マクレガー (オリヴァー役)
クリストファー プラマー (ハル役)
マラニー ロラン (アナ役) 他
※この映画は、マイク ミルズ氏のプライベートストーリーを映画化したものだそうです。
「自分の殻を破ることについて最も表現したかった」とパンフレットに記されていました。
映画を観てきました。
好きな映画の1本に「南極料理人」があるのですが、その映画の監督の新作ということで、楽しみにしていた映画です。
監督:沖田修一
出演:役所広司
小栗 旬 ほか
妻に先立たれ、息子と二人暮らしの還暦木こり:岸克彦と、気弱で自信が無い若手映画監督:田辺幸一が出合い、木こりは映画撮影の面白さに惹かれて行き、撮影に重圧を感じ苦痛で仕方ない映画監督は木こりとの会話やふれ合いから少しづつ撮影に希望を見出していく。
やがて撮影は、木こりの尽力を切欠に村人達をも巻き込み熱を増していき、やがてクランクアップの日を迎える。
しかし、生憎の雨が・・・止みそうに無い。
そこへ、木こりが駆け寄り告げる。
「晴れるぞ」
映画監督は決断する。
※エンドロールを見ていたら、撮影が南木曽町や恵那市、中津川市、東白川村等で行われた様
で、よりいっそう親近感が湧く映画となりました。
明智鉄道(岩村駅)が舞台の場面もありました。
自分も、本物の映画撮影現場を観てみたかったです。
映画を見てきました。
シリーズ3作目の、ALWAYS 3丁目の夕日 64'です。
監督・脚本・VFX:山崎 貴
舞台設定が、私が生まれた頃ということで、以前から気になっていました。
特別なものは何も期待しておらず、ただちょっと覗いて昔に浸ってみたかったという感じです。
自分の足元を意識させてくれる映画でした。
※以前、伯父が手帳の中に、小学生の頃の従兄妹がちゃぶ台で食事をしている様子を写した写
真を挟んでおり、見せてくれたことがありました。
そこは、私も何度となく訪れたことがある場所だったのですが、そこに写る様子はあまりにも
昭和で、あまりにも戦後の雰囲気が漂っており、こんな場所だったんだと驚いたことを記憶
しています。
当時は戦争なんて遠い遠い昔のことで、まったくそんな事を微塵も感じてはいませんでしたし、
その後も漠然ともっと現代風の家だったように記憶していました。
しかし写真に写る様子は、板壁と土壁、窓枠は木で組まれており、そこには四角いガラスが
何枚もはまっており、雨戸も木製、鍵は真鍮のネジ式、畳の上に薄いカーペットが敷かれ、
その上にはちゃぶ台が置かれ・・・
写真を見せて貰った時、あぁこんな時代に育ててもらったんだなと思い知らされたことを、
映画を見ながら思い出していました。
1日は映画料金が安くなる日なので、仕事を早めに切り上げて以前から気になっていた映画を観てきました。
この映画の脚本は、矢野顕子と忌野清志郎の二人で歌う「ひとつだけ」から影響を受け書き下ろされたものだそうで、撮影は全て北海道で行われたのだそうです。
監督・脚本:三島友紀子(第一回長編監督作品)
出演:原田知世
大泉 洋 他
※一人では出来ない事も二人でなら出来る、ということがある。
好きな場所で好きな人と、分け合う心を大切にしながら地に足をつけた生活をする。
そんな生活の中で、閉まってしまった心の扉が、少しずつ開かれていく。
幸せの一つの在り方か・・・
映画中に、美味しそうな食べ物と食事のシーンが何回も出てくるのですが、食べ物を分け合い
美味しさを感じ合えることは、幸せを分かち合うことであり大切な事なんだなと改めて気付か
されました。
今朝は曇り空で、今にも雨が降り出しそうですが、予報では今夜から降り出すそうです。
昨夜は、久しぶりに映画を観に行きました。
1911という辛亥革命(清朝を打倒し中華民国を成立)をモチーフにした映画で、今年は革命100周年にあたるわけです。
また、孫文(中国革命の父と呼ばれる)の右腕として活動をしていた黄興役のジャッキー・チェンにとっては、出演100本目の作品です。
総監督:ジャッキー・チェン
監督:チャン・リー(映画初監督)
出演:孫文 ウィンストン・チャオ
黄興 ジャッキー・チェン
徐宗漢 リー・ビンビン 他
※1962年(当時8歳)から映画に出演し、以来ずっと映画に挑戦し続けるジャッキー・チェンの姿
勢・情熱には、本当に頭が下がります。
初めて見た作品は、TVで観た少林寺木人拳だったかな~?
カッコよくて、憧れて、自分も腕立てや腹筋をやりまくっていた一人です。(^_^;)
今でも木人拳の型を少しだけ覚えており、出来ます。(笑)
今年で57歳ぐらいかな?
目的を見失わず、変わり続け・挑戦し続けるしなやかな姿勢は、見習いたいところです。
また、この映画には息子のジェイシー・チャンも出演しています。
この映画製作の背後に、政治的影響が見え隠れする気がするのは、勘ぐり過ぎでしょうか?
いづれにせよ、年齢を重ねたジャッキー・チェンが、この先どの様な作品に挑戦するのか、楽し
みにしています。