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gooseの散歩

日々の出来事を綴るblog (兼、趣味の備忘録)

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天地明察

以前、映画の予告編で安井算哲(後の渋川春海)という江戸時代の改暦に貢献した人物がいることを知り、興味があったので作品を観て来ました。
原作は、吉川英二文学賞等多数受賞した「天地明察」(著:冲方丁)です。
(恥ずかしながら、算哲という人物やこの小説について、まったくの無知でした・・・^^;)

算哲は、江戸時代太平の世において四代将軍家綱に囲碁を教える立場の棋士であり、天体観察や算術にも精通した人物。
会津藩主:保科正之(三代将軍家光の弟であり、四代将軍家綱の後見人)は暦のずれを気にかけ、改暦の必要性を感じており、算哲に北極出地(行脚しながら北極星の緯度観測を行う)を言い渡し、算哲は将軍に仕える重臣達と共に旅に出る。
1年半に渡る観測の結果、暦が2日もずれていることが分かり、徳川光圀や保科正之に報告をした結果、幕府は新しい暦づくりを決意し、算哲を総大将に任命した。
(当時、暦がもたらす利権を朝廷が独占しており、権力保持のため改暦を許そうとはしなかった)
様々な人々の支えを受けながら、算哲の新しい暦づくりへの挑戦が始まる・・・


監督:滝田洋二朗
脚本:加藤正人
    滝田洋二朗
出演:岡田准一
    宮崎あおい    ほか

算哲は、観測を続けることで中国伝来の様々な暦の中から宣明暦・授時暦・大統暦の3つに絞
り、更にその中から授時暦を優れた暦とするも、観測と合致しない場合があり苦悩する。
そして、日本と中国の経度差がその原因であることに気づき、授時暦を補正し大和暦(日本人が
初めて編修した暦)を作成する。
元号が貞享(じょうきょう)となった年から大和暦が採用されたため、貞享暦と改名した。

※日本の暦の歴史の一端を知ることが出来ました。(^^♪
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