間宮林蔵を読んだ際に、渡辺崋山という名が出てきました。
渡辺崋山の在所は愛知県田原市にあり、晩年はここで幽居させられてしまったのでした。
現在、池ノ原公園内に幽居跡があり、近くには崋山神社もあります。
田原市には蔵王山があり、いつも桑谷山からの眺望で、竹島・大島・姫島の先に見える山がそれです。
蔵王山の山頂には大きな風車と展望台があり、360度のパノラマが楽しめます。
車でも上がれることから、昔から人気の低山です。
先日、散歩してきた様子をアップします。
池ノ原公園越しの蔵王山(250、1m)です。(左写)
山頂からは360度の眺望が楽しめるため、大駐車場や展望台が整備されており、多くの人に親しまれている場所のようです。(右写)
豊橋鉄道に乗って、三河田原駅を目指しました。
1/8~3/27までの土日祝日は、サイクルトレインとなるようです。
ドイツにみたいですね。
渥美半島では、菜の花まつりが催されています。
ここから自転車で、周遊してみるのも楽しそうですね。
報民倉です。
これを設置したことで、天保の飢饉でも田原藩からは一人も餓死者がでなかったそうで、全国で唯一幕府から表彰されたそうです。
これを企画・指導したのが渡辺崋山だったそうです。
田原まつり会館では、祭りで使われる山車や喧嘩大凧を見ることが出来ます。
田原城跡には、田原市博物館があります。
現在の報民倉の辺りに、田原城惣門があったそうです。
入口には、立派なクロマツがありました。
崋山神社も、ありました。
渡辺崋山は、田原の人々によって愛されているようです。
池ノ原公園には、渡辺崋山の幽居跡があります。
幽居後から椿のみちが延びています。
しかし、椿並木はほとんどありませんでした。
代わりに、スイセンを沢山見かけました。
椿のみちは、つばき公園に繋がっていました。
数種類の椿が植林されている、きれいな公園でした。
権現の森です。
ここが茶臼山の登山道入口になります。
大きな駐車場もありました。
左は三つ岩自然歩道へ、中央と右は蔵王山自然歩道へ通じます。
中央の階段を進んでみました。
蔵王稲荷大明神に挨拶をして、先へ進みました。
とても良く整備された、散歩コースといった感じでした。(左写)
トレイル脇には石像が並んでおり、三合目の分岐から三つ岩自然歩道に沿って並んでいました。(計三十三体あったと思います)(中写)
三合目の分岐で、三つ岩自然歩道と蔵王山自然歩道が合流します。(右写)
帰路は、三つ岩自然歩道を選択しました。
四合目です。(左写)
そこを過ぎると、元気水がありました。(中・右写)
が、水は涸れていました。
元気水の上方には、広場がありベンチ等もありました。(左写)
権現の森からこの広場に出る、ルートもあるそうです。
この広場のが五合目だそうです。(右写)
六、七合目の様子です。
歩きやすい散歩コースが続きます。
八合目に、蔵王権現を祀る社や見晴らしの良い休憩場等がありました。
蔵王権現様に挨拶をして、展望を楽しみました。
太平洋と田原アルプスの眺望が、楽しめましたヨ。
休憩場からのパノラマです。(左写)
右手には田原アルプスが見えます。(中写)
田原アルプスは、周回コースがあるそうなので、機会を見つけて歩いてみようと思っています。
蔵王権現の上には、芝生広場が広がっており、更にその上に山頂の駐車場がありました。
駐車場には大きな風車が1機設置されていました。
立派な展望台もあります。
360度パノラマが楽しめます。
三河湾方面の展望です。
いつもは桑谷山から蔵王山を眺めるのですが、逆からみるとこんな具合なんですね。
渥美半島の先端方向には、風車と田原アルプスが見えます。
ここは美しい夕日が見れることでも有名なんだそうですヨ。
太平洋側も見渡せます。
帰路は三合目から、三つ岩自然歩道を歩いてみました。(左写)
こちらもきれいに整備された散歩コースでした。(中写)
トレイル脇の石造は三十三体ありました。(右写)
三十三体の石像の先には、工兵二十六観音がありました。
挨拶をして、先へ進みました。
ここからは、権現の森まで下り調子となりました。
途中の三つ岩というポイントから、田原の街を見下ろすことが出来ました。
階段を下りていきます。
道路わきを掠めて、ゴールです。
後は、道なりに歩けば、権現の森の分岐に出ます。
地元の人に愛されている散歩コースでした。
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