陶磁資料館の後は、愛・地球博記念公園へ移動しました。
一駅隣に移動するだけなので(距離は900m)、天気が良ければ散歩したかったのですが、この日は雨天だったため電車移動としました。
愛・地球博記念館を見学した後、地球市民交流センターで催されていた「世界 森と草原の教室!」というイベントを観に行きました。
お子さん連れのご家族が沢山参加されており、大変賑わっていました。
そこで、馬頭琴の演奏、アイヌ民族やアフリカの音楽と踊り、デニス・バンクス氏(著名なネイティブアメリカン)の話と歌を視聴する事が出来ました。
リニモから見えた、愛・地球博記念公園です。(左写)
今年の春にリニモから見かけた時の様子は、地球市民交流センターはまだ建設工事中で土が剥き出しでしたが、いつの間にか立派な施設が完成していました。
気持ち良さそうに雨にぬれる、モリゾーとキッコロです。(中写)
着ぐるみの方は、かなり雨を嫌がっていました。(笑)
地球市民交流センターでは、大勢の家族連れで賑わっていました。(右写)
※その他にもEKIDEN CARNIVAL 2011 愛知大会 等が催されていたようですが、着いた頃には
既に撤収が進んでおり、会場は閑散としていました。
愛・地球博記念公園です。
大規模故な工事が終わり、いつの間にか施設が完成していました。
愛・地球博記念館です。
雨の中、モリゾーとキッコロが出迎えてくれました。
2005年に開催した愛知万博ですが、会期中185日の間に約2200万人もの人が訪れたそうです。
こんな大きな施設がありました。
施設の左側は温水プールで、右側はスケートリンクになっていました。
花畑では、コスモスが沢山咲いていました。
春に向けてポピー畑を造るそうで、コスモス畑は10月一杯で終了だそうです。
地球市民交流センターを覗いてみると、子供連れのご家族で賑わっており、ステージやイグルー、ティピーが設置されていました。
そして、「ステージで演奏会があるので観ていきませんか」と声をかけられたので、観覧することにしました
モンゴルから来られた方が、馬頭琴で2曲演奏してくれました。
1曲目は、寂しげで澄んだ音色がとても心に沁みる曲で、風の盆で聞く胡弓の音色を思い出しました。
(しかし、胡弓のルーツは中国や朝鮮ではなく、南方だという説があるようです。)
2曲目は、馬の鳴き声を表現した曲で、モンゴルの大地を馬達が駆ける姿を想像させる演奏でした。
アイヌ民族の歌と踊りです。
4曲ほど、披露してくれました。
ムックリの演奏もありました。
久しぶりにこの楽器の音色を聞き、自分もマイ ムックリを持っていたことを思い出しました。
こんな面白くて滑稽な、民族舞踏も披露してくれました。
(解釈は、間違っているかもしれませんが・・・謎)
男が夜這いにやってくる。
↓
男は、どちらの女性にしようかな~と迷う。
↓
すると、女性達が起きて、どっちにするんだと男に問う。
↓
そして、男の奪い合いとなる。
↓
その後は
・女性達は、髪のつかみ合いの喧嘩になる。
・男が仲裁に入り、黄色い服の女性を選び連れ去る。
・残されたピンクの服の女性は、悔しがり泣き崩れる。
・そこへ別の男がやってきて、女性を慰め連れ去っていく。
・めでたし、めでたし。
※いつの時代も、人の業はそんなに変わらないですね。(笑)
最後は、髪を振り上げる踊りでした。
この踊りは、以前にアイヌコタン村でも観た記憶があります・・・違うかな?
後の坊やが、ビックリしていました。
続いて、アフリカの音楽と踊りを披露してくれました。
子供達もステージに上がり、踊ったり、打楽器でリズムをとったりして楽しんでいました。
(親子で打楽器を作る教室が開かれていたようで、そこで作った楽器を使用している様でした。)
リズムと踊りが、どんどん盛り上がっていきます。
最後は、皆で輪になって踊りました。
最後は、デニス・バンクス氏が、語りと歌を披露してくれました。
彼は著名なインディアン(ネイティブアメリカン)なのだそうです。
ネイティブアメリカンの誇りを取り戻す活動の中心的人物であり、彼らが持つ精神世界の伝道師的立場でもあり、事業でも成功した人物なのだそうです。
とても静かな語り口調で、やさしい声の歌でした。
※偶然に巡り合ったイベントでしたが、とても楽しく過ごせました。
雨の日でも、たまには外に出かけてみるものですね。
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